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調理学校講師。
西洋専門調理師資格保有。
イタリア料理・フランス料理をメインとして作ります。
常日頃料理の事を考えて生きています。
34歳になりました。
EATPICKアンバサダー2期生
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https://www.instagram.com/tomoya.seko/
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初鰹のカルパッチョ ヴィットーレ・カルパッチョに想いを馳せて
カルパッチョ 今や日本でもポピュラーなイタリア料理の一つ 日本では サラダと合わせた生魚の料理 というイメージだが 元は生の牛肉で作った料理 カルパッチョは画家の名前 鮮やかな赤色が特徴的な絵画を描いた vittore・carpaccio 彼の絵は 確かに赤色と白色が印象的で 人や風景がしっかりと描かれている この名を 料理として表現するのなら 赤をより鮮やかに その対比を 味わいと見た目の バランスを考えながら選択し 絵画に近い飾り付けを施し 一皿に落とし込む 今回は 旬の初鰹をメインに 塩で甘味を引き出したトマト 米酢で酸を纏わせた人参 白胡椒の香りを付与したアスパラ菜 素材そのものが甘く繊維が立った新玉ねぎ 樽香が有るバルサミコ マヨネーズクリームに柚子胡椒を加えたソース 複数の要素を 色彩だけで無く 香りや味わい豊かな 絵の具に見立てて合わせた 自分なりの表現 歴史や背景まで 知らなくても良いとは思う その反面 知っているからこそ 出来る表現が有る 本質は様々な形で存在する どう捉えて 表現するかは自分次第
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岡山県産真牡蠣 八朔
牡蠣特有の臭みは薄く クリアで優しい甘さを感じられる 岡山県産の牡蠣 牡蠣でフランを作成し シンプルに茹で上げた牡蠣と 程良い酸味と甘さとほろ苦さを持つ八朔と合わせる ソースやポン酢のような物も用意せず 牡蠣のジュを濃縮した物を 一口で広がるクリアな牡蠣の味わいに 八朔の爽やかな味わいが バランス良く交わる 食用花の香りと食感 ほんのりと酸味を感じる味わいがアクセント
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白魚とうるい
仄かな苦味と甘みを感じる白魚を 春の山菜の一つ うるいと合わせた サッと茹でる事で引き出したぬめりは 生の白魚の食感に相容れる マスタードで香りと辛味を持たせ この皿にキレと印象をもたらす 春のコースの 1品目または2品目として 用意したいと思った一皿
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熟成 黒目抜 ポワレ 桃蕪とグリーンペッパー
クロメヌケ アオソイとも メバルシリーズの一つで クセが無く クリアで澄んだ味わい 熟成して 旨味を深め シンプルに調理 野菜の甘味と合わせて クリアな味わいを より濃く表現した 魚の熟成 手間は掛かるが それ相応以上の効果が有る