こんにちは! ごはんソムリエ TOKUです🍚
今日はうまく炊きあがったごはんを台無しにしないためのもっとも重要なポイントをお伝えしますね😊
これはどんな最新機種の炊飯器にも残念ながら付いていない機能であり、ガスであれ、電気であれ、圧力式IHであれ、全ての炊飯器に共通して行わなければごはんを台無しにします💦
それが【シャリ切り】という行為になります。
聞きなれない表現かもしれませんが、【天地返し】という言い方をする場合もあります。
簡単に言うと炊きあがったごはんを底から混ぜる行為をいいます❗️
お米LOVERSの皆さんには炊き上がりの合図が鳴ったら、迷わず即ごはんを一通り混ぜてほしいのです🙆♂️
(シャリ切りの具体的な方法はまた改めて書くようにしますね)
今日はなぜその【シャリ切り】行為が必要なのかということだけを説明します。
炊飯器の中で炊きあがったごはんは、釜底の部分、中心部分、表面部分、外側の部分とそれぞれに炊き上がり直後は水分値が異なります。
従って【シャリ切り】を行わずにそのままお釜の上部からごはんを取っていくと、最初は固いこばんがあたる人がいて、底にすすむほど、ペチャっとした柔らかいごはんがあたる人がでるようになります。
炊き上がり直後に大量の湯気が発生すると思いますが、あれは実は飛ばしてしまいたい余分な蒸気なんです。
皆さんはこんな経験はありませんか?
朝タイマー予約でセットしてたけど、寝過ごして1時間後に炊飯器を空けたら炊飯器のフタの部分から「ボタボタ」と水滴が落ちてきたお釜のごはんにその水分が入っちゃったという経験をしたことはないですか?
これがもっとも最悪で、「釜返り(かまがえり)」といってごはんを台無しにしているんです😅
ごはんのツヤ、みずみずしさは失われ、しまりのない白けたごはんになってしまうんです💦
ごはんは、蒸らし終わった直後が一番ごはんが膨潤(ぼうじゅん→ふっくら膨らんだ状態)になり、そのタイミングで余分な蒸気を飛ばしてしまうことで、シャッキリと粒感の良いごはんになるのです。
また水分は多い方から少ない方に移動する性質から、【シャリ切り】を行うことで、その後食べる際にお釜のどの部分からごはんをとっても同じ食感のごはんを味わうことができるのです👌
私から言わせると、炊き上がり直後にちゃんと【シャリ切り】できたごはんと1時間もお釜の中で【シャリ切り】のタイミングを逸して放置されたごはんは
同じお米でもそのごはんは全く別物といってもよいほど品質に差が表れます。
これだけ炊飯器が進化した今でも最後の人間のひと手間【シャリ切り】が重要だということが
分かっていただけたでしょうか?
最後に我が家の家訓を紹介して終わります
『ピーと鳴ったら、まずシャリ切り』
『二度寝してでも、まずシャリ切り』
皆さんも今日から【シャリギライズ】された本当のおいしいごはんを味わってみて下さい!
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投稿
三男のオーダー
オーダー お母さんが好きなクッキー😂 三男が⚾️アンダーシャツが足りないからもう少し欲しいというので、今日寮へ届けに行くのですが、昨日の夕方 他に何か欲しい物がないか聞いたら(今まで食べる時間が無いからお菓子は要らないと言っていたのに)お母さんが好きなクッキーだと😂 私が好きなクッキー🍪沢山ありますけど…😁 もう夕方だし、凝った物はね… と思ったのですが、ちょっぴり面倒だけど 大好きなロミアスクッキーに💓 やっぱり美味しい🥰 三男のお陰で久しぶりに大好きなロミアスクッキーが食べれました😉
お米道楽
TOKUさん、こんにちは! 私も「シャリ切り」めちゃめちゃ大事だと思います!! ウチの母は「シャリ切り」のことを「さばく」という表現を使っていました。 「ごはん炊けたらすぐさばいて」と言われて育ちました。 「天地返し」という言い方もあるのですね。 【シャリギライズ】 勉強になりました。ありがとうございます~(^^♪
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ごはんソムリエ 徳永真悟
お米道楽さん、ですよね^^ 「シャリ切り」→「さばく」という表現もごはんが立つ感じでいいですね。これから「さばく」という言い方も使わせて頂きます!
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Micchi
TOKUさん、はじめまして。自分の自宅は炊飯器はなくて、鍋で炊いていたので、炊きあがったら、様子見も兼ねて、必ず「シャリ切り」していました。大事な意味があったですね。底の方に、お焦げがあると、テンションが上がりました。
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ごはんソムリエ 徳永真悟
Micchiさん、初めまして。コメントありがとうございます。鍋で炊くときも「シャリ切り」は重要ですよね。私は土鍋で炊くこともありますがおこげが自分のイメージ通りに出来たときは同じくテンション上がります!
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